ハレルヤジャパン。
今年の3月にハウスを大片付けした。
普段は全く掃除をしないJが突然言い出したのだ。
私は部屋の中は割と片付けたり掃除をするのだが、見えない押し入れや納戸などにポンポン物を詰め込む、詰め込み大作戦野郎なので、この時にそれがばれてしまいこっぴどく注意された。
「うわべ、表層だけ」とか「(押し入れの)空間を使うセンスなし」とか。ひいては「主婦の座に甘んじてる」「戦っていないからだ」とまで言われる始末。
詰め込みの最たる存在である外の納戸を私は牢屋と呼んでいて、自分で詰め込んだくせに何か魔物がいるかもしれないから無理、と言って片付けをこばんでいた。
すると牢屋から徹底的に掃除を始めたJが片っ端から物を捨てて行く。もしくは捨てる物コーナーに仕分けしていく。気持ちいいくらいに捨てるねと思って見ていると、私が学生時代に作った椅子や収納タンスもそのコーナーに置かれていた。
あっ、と思ったが、デザイン的にも用途的にもはや仕方あるまい...と思ってジトッと見ていると、「これも捨てるでー」と私が卒業時に作った「ハレルヤジャパン」というちょっと恥ずかしい名前の木のオブジェのようなものがJの手に。
「あっ、でもそれは、あの、まだ、キュウが遊べるかもしれないよおおお。」
「ほら、ちょうどここに置くといんじゃないかなあ。ね、キュウ、ね、ね。」
とキュウをダシに、ハレルヤは間一髪チェーンソーで切り刻まれの刑を逃れ、縁側に据え置かれることなった。
なかなかどうして、ハレルヤを見た通りの人からは話しかけられるし、キュウは喜んで使ってくれるし、Jだってここで一休みしたりして、本当結果オーライ。こんなことなら早くシャバに出してあげれば良かった。
あとハウス内にある私の作った椅子。
これもキュウの遊び道具になっている。
座っていると必ず寄って来て、手すりや人の肩をグイグイ使って頂上に登り、鴨居を線路に見立て電車を走らせるのだ。
なんか学生時代は予想もつかなかった使い方が、我が子によってされているのを見るのはなんとも嬉しいもので・・・って、結局怒られたこともキュウによって忘れ、新たな喜びもキュウの中に見いだす。そうして私は日々充電されていく。成長は、していないかもしれない。
側面と座面はスリット状になっていて涼しげ。ってなんだか。










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