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2010年1月24日 (日)

どんと焼こう。

先日、近くの神社のどんと焼きに行った。

点火直前に着いたので、どうしたらいいか突っ立っていたら、
係のおじさんが「お飾りね、はいはいもらいますよ」といって受け取ってくれ、巨大な巻きフン(失礼。でも、ひとつひとつもそうだし、それが積み上げられるとさらにそう見える)のようになったお飾りの山にポソと置いてくれた。

一緒に渡した鏡パンも、まるで鏡餅のような涼しい顔をしてフンの中に収まった。
よかった。おじさんに「む?これはパンだね?ダメダメ、だまされないよ」と言われずに。

ところで、私は「どんと焼き」だとずっと思っていたが、
「どんど焼き」が一般らしく、さらに私が行った神宮はそのどちらでもない「お焚き上げ」を採用していておどろいた。
勝手に「どんと、威勢良く!」というイメージでいたのに。

去年はどんと焼き(と呼んでいこうと思う)に行けず、
作ったお飾りをゴミに出す時わびしい思いをした。
今年は最後だし、皆と一緒に焚かれて嬉しかった。

この小平村ともなんだかんだで学生時代からの付き合い。
さようなら小平村。さようなら私の青春。
空高く上っていく煙を見上げながら少しだけ自分に浸る。
そこは幼稚園の滑り台の上。
足下にわらわらいる子らに、どけてょと押されながら。


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2010年1月21日 (木)

カワさんという人。

カワさんという女性がいる。

職業は自宅出産を専門とする開業助産師さんだ。

キュウの時からお世話になっているから3年半ほどのお付き合い。
今は週1回のペースで自宅検診に来てもらっているが、
何度お会いしても、その後味はすばらしい。

さわやかな朝の和定食のような、寒いときの1杯のほうじ茶のような人。
別れた後に残る味に、身体も心もふんわりしている自分がいる。

彼女は静かな「聞く」人だ。
私の阿呆な話を聞き、わがままを聞き、身体の声を聞き、子供の声を聞く。
キャンキャン吠える子犬も、カワさんの前ではおとなしくお腹を見せる。(わたし)

お産を扱うという仕事。
それも自宅のお産に対する風当たりは強い。
提携してくれる病院(具体的にはほんの一握りの先生)のありがたさ。
カワさんは頭を下げる。何度も下げる。
私達には風が当たらないように、お産のために、これからも。

何人の子を取り上げられたか、どんなドラマをみてこられたか。
人知れず良い仕事をし、人知れず苦労をし、それを誰にも言わない。
ただいつも日だまりのように笑っている、
私にとって、奇跡のような人。

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2010年1月14日 (木)

4度目の正直。

どうしよう。

自分を直視できなくて泣きそう。

出産に向けて髪を切った。

取り返しがつかないくらい
IKKOになった。

360度どこから見ても、
裏の3人坊主が見ても、隣のばあちゃんが見ても、
うちでフンしていく野良が見ても、100%「IKKOだ」とわかるそれ。

毎回「IKKOさんみたいなのに」と注文しても、
担当の方は3割5分ほど控えめなIKKOにしかしてくれなかった。

今回ばかりはしばらく美容院行けないし、なにがなんでも短くしてもらわないと困ると思い、IKKOさんの写真と、横からのラインをIKKOさんに忠実に自分で描いたものを持って行って「この通りに」と言って渡した。

結果、寸分違わないIKKOヘアが出来上がった。

わかったことは
IKKOさんは美のカリスマだからあのヘアをものにしているということ。
どすっぴんで和顔の私がやると、それはただのワカメちゃんだということ。

今思えば、IKKOヘアにこだわる理由も必要もどこにもなかった。
美容師さんへの挑戦だったのかもしれない。

「だから言ったのに」
と思ったであろう、美容師さん。

鏡の中の自分を見て、しばらく笑うしかなかった後、
背中をソソと這うような悲しみがとおった。

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2010年1月 7日 (木)

できないやつ。

ついに明日から臨月だ。(私の思い違いでなければ)

なんだか日に日にいよいよな気がして落ちつかない。
落ち着かないのは引っ越し屋の圧力のせいもかなり。

でも引っ越し屋(Jだけど)は、たまーに出すここぞという素晴らしい動きを見せ、
あれよあれよという間に倉庫から押し入れから本棚から分類別に梱包しまくり、
箱をブロックのようにきちんと並べ、積み上げた。

すごいな。
やるな。
なんでそんなにできるかな。

聞くと、最後に引っ越し屋(ホンマもんの)に頼む際、
「こいつ、わかってるな」
と思われたいらしい。


私はといえば、新年早々私のミスから車のバッテリーがあがること2回。
1回目は近くのお肉屋さん。2回目は隣のご主人に助けてもらう。
(頼むのはJ)3回目は誰に頼もうか考えておかないといけない。

また、台所の流しの排水パイプが劣化し取れて、
そこから水がダダ漏れというおぞましい事態発生。
これは私だけのせいじゃない気がするけど、最後にとどめをさしたのが私だったのと、現場にいたのとで、
私が犯人みたいな空気だった。(直したのはJ)

引っ越しに関しては、私は自分のものだけを片付けるようにJから指示され、
後回しにしたあげく、テロンテロンやっていたが、
「あーもう、うまく整理できないよー。うー。」とすぐ泣き言。
するとJに
「あなたは整理する必要はないから。
 整理はオレがするから。
 あなたはいらないものをできるだけたくさん捨てさえすればいいから。」
と言い放たれた。

あ・・・。はい。
たくさん捨てる。
たくさん捨てる。

あーーー。それもうまくできないつらいよやめたいよーーーーー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

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2010年1月 2日 (土)

正月から悲喜こもごも。

三が日、だらだらしたいのにそれが出来ない。

元旦からバスバス引っ越しの準備を始めたJと、
抱っこせがみ虫のキュウの、両方からのプレッシャーに挟まれる。
あとオコもお腹からキックしてくるから、三つどもえだ。

でももう無理。
腰が限界なのだ。

抱っこもできないし、棚も運べない。

風邪で泣く子を寝かせたと思ったら
引っ越し屋から「これどないすんの?捨てるでー?」
とガヤが飛んでくる。

新年早々「これ捨てるで」ばっか言わないでください。
そこは私の押し入れだからガサ入れしないでください。

小さな幸せを見つけにフラフラしてみる。(家の中を)
居場所がなくて車の中で年賀状を見たり書いたりする。

豆乳ココアを作ったり、きんとんや黒豆や残ったシュトレン食べたり、
気づいたら甘いものばっか口にいれてるのも、これ疲れてるせいでない?

ダメ人間を決め込んで、片付け全部任せよう。
ご飯も全部作ってもらう。
食べたら足湯もマッサージもしてもらう。

それまでなんとなく働いているフリをしとこう。
早く夜が来ないかな。

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鏡餅ならぬ鏡パン。
パンの中種を繫ぎつづけ、作り続けるのはしばらく休もうと決めた。
子供のようで捨てられなくて、最後に中種だけ焼いてお奉りする。

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2010年1月 1日 (金)

謹賀新年。

新年あけましておめでとうございます。
どうか皆様にとって素晴らしい年になりますように。

今年の我が家は子が増え、巣も替わります。
先の事は考えない。を今年のテーマに掲げたいと思います。
淡路島での生活は白紙状態、テーマ通り順調なスタートを切りました。

今年もどうぞよろしくお願い致します。


ハウスで迎える初めてのお正月はなんて平和。
と言いたいところだけどキュウが年末から風邪っぴき。
で、おかあちゃんくっつき虫病。

おせちも掃除も途中で投げ出しての介抱。
できたものから食べながら、作りながらのお正月。
シャブリを空けたよおとうちゃん。

黒豆、数の子、田つくり。栗きんとんまではなんとか。
ブリやお肉はお父ちゃん任せで、
私が一番作りたかったのはそれぞれ煮分けるお煮しめだった。
合間を縫ってようやく作り終えたはいいけれど、
それぞれの味がてんでバラバラの方向を向いていて、
自分の状態がそのまま映し出されたようで、きまり悪いのと納得と
なんとも複雑な味だった。

今年の田んぼで穫れた緑米で餅をつき(すりこぎで汗)
お雑煮にして締めに食べたら美味しくて、
てんやわんやな元旦が無事に(胃に)おさまった気がした。

そんなこんなで騒々しい我が家ですが、
みなさまこれからもどうぞよろしくお願い致します。


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田んぼのワラで今年も出来たよしめ縄飾り。
キュウが拾った松ぼっくりもくっつけて。


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今年初富士を拝みに、多摩湖へGO。
風邪の子元気にチャリで駆け出したはいいが、途中でダウン。ああ。

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喜怒哀楽の、お煮しめ。

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